性器ヘルペス

性感染症として比較的数が多いのが、性器ヘルペスです。

症状は、まず陰部にかゆみや痛みが起こり、その後水疱が出来ます。
水疱が破れるとかなりの痛みを伴います。
そこから潰瘍が発生したりリンパ節が腫れ発熱したりと、かなり厄介な症状です。

また重症化すると、女性は子宮内、男性の場合、陰茎だけでなくお尻など性器周辺にもウイルスが広がって行きます。

しかし、性器ヘルペスが1番厄介なのは「完治しない」ということです。
厳密に言いますと大半が再発する病気です。
再発時の方が症状はやや軽くなるようですが、一生気にしなくてはならず、女性の場合だと妊娠、出産に差し障ってきます。

妊娠、出産が不可能なわけではありませんが、妊娠中に再発して母子感染する可能性があったり、投薬期間が長く妊娠中に服薬が可能かどうかなど、気をつけなくてはいけないことが多く出てきます。

感染ルートは、ほぼ性交渉です。またヘルペスには口唇ヘルペスという口に出来るものもあり、オーラルセックスでうつってしまうこともあります。
予防にコンドームは有効ですが、陰部周辺の感染部分が接触すれば感染する可能性は大きいです。
症状があるときは、性交渉は避けましょう。
症状の無い時も、感染する可能性はあり、そういう意味では性感染症の中では、かなり厄介です。

しかし、検査をして感染している自覚を持っていれば、きちんとした治療などの対応策が打て、性交渉、妊娠、出産は可能です。

検査方法は、細胞診や血液検査ですが、多くは視診で判断されます。
性器ヘルペスは、感染しても発症しない人もかなりいます。
従って症状の出ていないパートナーの感染はあまり調べなくてもよいでしょう。

治療方法は投薬と塗り薬がメインです。
重症化した場合は点滴も行います。
また再発性が高い病気であり、あまりにも再発回数が多い人の場合には、予防のため薬を飲むように指示されることもあります。
再発した場合は、痛みなどで解りますので、すぐ医師にかかりましょう。

再発防止には免疫力を下げない生活、しっかり食事を取り、睡眠を取る、ストレスを溜めないなどの基本的なことが大事です。

またこのような慢性の性感染症の場合、パートナーの理解が何より大事です。
病気について、いろいろと話しあっておくと、日常の絆も深まって良いですね。

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