毛ジラミ

性感染症の中でも、ちょっと特殊なのが毛ジラミです。性感染症なの?と思われそうですが、陰毛に多く生息しており、性交渉で感染することが大変多いので、性感染症とされています。

陰毛にだけ、毛ジラミはいるわけではなく、脇毛、胸毛、眉など毛のあるところにも生息しています。人の血を吸って生きており、非常にかゆみが出る病気です。

余談ですが、頭につくシラミはアタマシラミといって別の種類です。こちらは性感染症ではないので、お間違いなく。

症状は男女とも強いかゆみが最大の特徴ですが、血を吸う1mm程度の虫なので、つぶれた死骸が茶色になって下着につくことで発見できます。
普段から、あまり濃い色の下着を身につけないほうがいいですね。

確定診断は病院での視診になります。素人では見分けようがない上、性感染症のキットもあまり多くはありません。
かゆみも強く感染力も強いので、病院へ行くのがベストです。
男性の場合、泌尿器科、女性の場合は婦人科ですが、皮膚科でもOKです。

治療方法は陰毛を全て剃ることです。抵抗がある場合はやめてもいいですが、剃るほうが早めに治ります。
専用のパウダーとシャンプーを、3,4日ごとに、3,4回使用、かゆみが無くなるまで続けます。市販もされており、おおよそ3000円程度です。保険の対象の有無は医療期間により異なります。

毛ジラミは性感染症ではあるのですが、タオルなど間接的にも感染します。
もし感染していた場合は、性交渉のパートナーはもちろん、家族など物を共有する人は受けておいたほうがいいですね。もちろん子供もです。

またタオルの使いまわしはやめ、当事者が使った物は熱消毒など、きちんと洗濯をしましょう。ドライクリーニングもお勧めです。
基本的に予防や対策は、性感染症というより、一般感染症対策に近いです。
感染した人との直接、間接接触をなるべく避けることです。

このため性感染症の予防の基本はコンドームですが、毛ジラミには関係ありません。治るまで性交渉自体を控えましょう。

毛ジラミに感染しないためには、普段から体、特に陰部を清潔にしておくことです。
また性感染でうつることが多いため、他の病気にかかっている可能性もあります。クラミジアなども検査しておくと安心ですね。

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